今回は、グーグルアドセンス申請用の記事の書き方について解説したいと思います。
メディアの枠組みが出来たら、グーグルアドセンスに審査に出すための、審査用の記事を書いていきます。
この段階では審査に通ることが目的ですので、アクセスを集めることは意識せずに記事を作っていきましょう。
とはいっても、おさえておきたいポイントがありますので、大きくこの5つに分けて
解説していきたいと思います。
1、記事内容について
まず、何度もお伝えしているようにGoogleは「ユーザーにとって価値ある内容」であることを大事にしています。
そのため、あなたが書く記事の内容は、大前提としてユーザーにとって価値のあるものでなければいけません。
審査用の記事でもこのポイントは決して忘れてはいけません。
例えばこういった内容の記事だとどうでしょうか。
(例)
タイトル:友人と銀座でビュッフェランチ
昨日は、久々に前の会社の同僚○○さんと、ランチに行ってきました。
銀座にあるレストランに行ったけど、ビュッフェスタイルなのに個室もあって、
のんびり楽しめました。
お料理の種類も豊富でとってもおいしかったです。
お値段も1500円とかなりお得なのでおすすめです。
と…
これはユーザーによって、どんな価値があるでしょうか。まぁせいぜい、銀座に1500円でお得なビュッフェランチがあるということくらいでしょうか。
ユーザーにとって、そこまで有益な情報はないですよね。
先ほどの記事を直すならば…
(例)タイトル:個室が使える!銀座のおすすめランチビュッフェ○○
昨日は、久々に前の会社の同僚○○さんと、ランチに行ってきました。
なんと個室があるランチビュッフェなんです。
お店の名前は「○○○」
銀座駅A12出口から新橋方面に歩いて○分のところにあり、目印は○○ビルです。
ドアを開けると開放的な空間が広がっており、ランチタイムでも個室が使えて、ゆっくりと過ごすことができます。
気になるランチビュッフェは11時~14時までで、メニューがかなり豊富!
パスタ、リゾット、ピザといったイタリアン、小籠包やマーボー豆腐といった中華や、煮物やてんぷらといった日本食などあらゆる料理が楽しめます。
ビュッフェってあまり美味しくない印象がありますが、ここは○○ホテルで修行を積んだシェフがやっているので、どれもとっても美味しかったです。
これでお値段はなんと1500円!かなりお得なのでおすすめです。
といった具合に、似たような文章でもこういう内容であれば、お店の場所、行き方、店内の様子、営業時間、料理の種類と感想や値段など、ユーザーにとって有益な情報が盛り込まれています。
このように、ユーザーが知りたいと思う有益な情報を提供することが大事です。
2、文字数と記事数について
次に文字数と記事数について。まず文字数について、特に制限はありません。
しかし、ユーザーにとって価値ある情報を提供しようとすると文字量は必然的に多くなってくるはずです。
文字数を稼ぎたいからといって、どうでもいい内容をつらつら書くのでは全く意味がありませんが、目安としては最低でも1500文字くらいは目指して書くようにしたいところです。
そして、記事数については、15記事くらい書いてから申請に出すようにしましょう。
以前は5記事程度でも申請に通っていましたが、今は審査が厳しくなっています。ここでは記事を書く練習にもなりますので15記事は目指して書くようにしましょう。
さらに、投稿のタイミングについては毎日1記事~2記事コンスタンスに投稿する方がグーグルからの評価も高くなります。
3、画像や動画
記事内でよく画像や動画を貼り付けている人がいますが、著作権の問題もありますので、むやみやたらに貼り付けるのはあまりよくありません。
よく芸能人の写真なんかを引っ張ってきて貼り付けていたりしますが、使用の許可が下りていないものは全て著作権問題に繋がるおそれがあります。
そういったものを審査用の記事に貼っていると当然ながらグーグル側も「これ許可おりているの?」と疑問に思われ、審査に落ちる可能性があります。
もし画像などを使用したい場合は、自分で撮影したものや著作権フリーのものを使うようにしましょう。
しかし、審査用の記事は何でもいいので、画像などを使わなくても、成立する構成にした方が無難かと思います。
4、禁止コンテンツ
そして、最も気をつけておいてほしいのはグーグルでは「こういった内容はかいてはいけません」という禁止コンテンツがあります。
アダルト、薬物、暴力的、残虐性のあるもの、アルコール、タバコに関するものなど
グーグルからも、情報が提供されていますので、書く前に必ず目を通すようにしましょう。
「アドセンス禁止コンテンツ」
https://support.google.com/adsense/answer/1348688?hl=ja
審査の段階で、危険な道を通る必要はありませんので、これらに引っかからない記事を書くようにしましょう。
5、コンセプトに沿ってまとまりをもたせる
グーグルは目的がはっきりしないごちゃごちゃしたメディアを嫌います。
それは、審査用の記事でも同じです。
バラバラと色んなことを書くのではなく、ある程度ジャンルにまとまりを持たせて書くことをおすすめします。
例えば「英語」というジャンルにしたとして…
(例)
TOEIC900点の私が実践した会話力を伸ばす英語勉強法
アメリカよりフィリピン留学がおすすめの理由3つ
英語が上手い人は必ず使っている参考書5選
など、このようにひとつのネタでいくつも書くことによって、メディア自体にまとまりが出てきます。
もちろん最初に考えたコンセプトから大きくずれていないかどうかを考えて書くようにしてくださいね。
今回は、グーグルアドセンスの審査用の記事の書き方について説明しました。
2017年に入りさらに厳しくなったとも言われていますが、しっかりこれらを踏まえて記事を書いていれば必ず審査には通ります。
一度落ちるとまたそこから時間がかかってしまいもったいないですので、一発で通るように最初の段階からきちんと記事を作るようにしましょう。
Photo by Scott Webb on Unsplash
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