現在、私は日本⇔東南アジアのデュアルライフです。
というより、1年のほとんどが海外にいて日本にはほぼ帰国していません。
私の場合、どこか企業で働いているわけでもなく主にネットビジネスで収入を得て暮らしています。ネットビジネスで月収100万円を達成しましたが、現在でも東南アジアを拠点に生活費5万円くらいで暮らしています。
企業に属しているわけではないので『日本を生活拠点にしないの?』と聞かれることもありますが、アジアの生活に慣れれば慣れるほど日本に帰りたくないなーと思います。
だって…
『日本って不便なんだもん…!!』
えっ?逆じゃない?って思うかもしれませんが、私にとってたまに帰る日本は不便で不便で…日本に一時帰国して3日経つとすでに東南アジアの暮らしが恋しくなり早く戻りたいなーって思ってしまいます。
意外とアジアで暮らす快適さって知られていないですよね。
最近は『幸せボンビーガール』という番組で、マレーシアやタイなど現地にある日系企業に就職し、お給料はそう高くないものの物価が安いので日本で暮らすより快適で楽しいライフスタイルを送っているボンビーガール(ボンビーなのか?)も紹介されるようになりました。
しかし、まだまだ東南アジアで暮らす快適さを知らない人も多いはず。
そこで今回は東南アジアで暮らす快適さを独断と偏見を交えつつ、私が東南アジアに住み続ける理由を紹介したいと思います。
ネット環境が良い&電源が使えるところが多い
日本は不便だな-と思う理由はまずこれ。
外国人が日本に訪問してがっかりすることの一つ「ネット環境が悪い」ということがよく挙げられますよね。東京オリンピックに向けて、東京では外国人観光者向けのwifiスポットも随分と増えたようですが、まだまだ足りません。
ドコモやソフトバンクなど通信会社のネット接続でちょっとした調べごとはできますが、パソコンで仕事をする時は、スピードが早いネットに接続したいもの。
日本にいて自宅以外でそういった環境を探そうとすると大変です。今でこそノマドワーカー向けにネットが使えるコアワーキングオフィスなどもありますが、料金が高かったりして気軽には利用できません。
しかし、私が主に在住している東南アジアの国では、ほとんどどこでもネットを使うことができます。カフェはもちろん、コンビニ、バスの中、レストラン、時には屋台まで…!
とにかくネットがないところが逆にないというくらいどこでもネットが使えるのです。
しかも、カフェに行くと電源も完備されている所も多いですし、お店の人も嫌な顔ひとつぜず、延長コードまで貸してくれます。
日本に一時帰国した際に、自宅以外でネットが使えてパソコン作業ができるところを探すのが大変で大変で。
ネット難民状態になるので、なるべく帰りたくないなーと思ってしまいます。
カフェで仕事ができる
いや、わかるんですよ。カフェって仕事するところじゃないって。
オフィスがない人は基本的に自宅で仕事をすることになります。でもずっと自宅で仕事していると、息が詰まったりして気分転換に違う場所で仕事したくなるんです。
そんな時に行きたいのが、ほどよく人がいるカフェ。周りに人がいると、人の目があるので自然とやらなきゃという気持ちになるんです。
でも、日本だと仕事どころかパソコン自体を開くことすら禁止しているカフェも結構ありますよね。それに仕事するという雰囲気ではないところも多いですし。
まぁ1杯のコーヒーで何時間も居座られたら回転率も悪くなるので、お店側のことを考えると確かに居座ってほしくはないよなと思います。
しかし、私がいる東南アジアの国ではカフェで何時間居座っても何も言われません…!(もちろんお店にもよると思います)
私はよく1杯のコーヒーで平気で数時間作業したりしています。しかも、行けば行くほど店員さんやオーナーさんと仲良くなって、手厚くサービスをしてくれたり、時々お土産のケーキまでくれちゃいます(笑)
日本とのこの違い!
どこのカフェに行ってもネットは使えるし、気分転換にお気に入りのカフェにふらーと行ってブログ書いたり本読んだりしています。
この自由さは日本にはないですよね。
タクシーなど移動手段が圧倒的に安くて手軽
東南アジアだと、予算や気軽さに応じて色んなタクシーが選べるのも魅力のひとつです。
三輪タクシー、バイクタクシー、普通のタクシー(車)など。
そしてなんといっても圧倒的に料金が安いこと。日本だと初乗り700円くらいしますが、アジアだと初乗り1$(100円)のところも。(もっと安い所もありますよね)
初乗り1$に、1キロごとに30円とかなので、めちゃくちゃ安い!
最近だとアプリでタクシーを呼んで、行きたい所までドアtoドアで行けるので楽チン!!安いし楽だし、これは日本よりも快適です。
安くていいところに住める
最近『ボンビーガール』でもアジアに住む日本人女性がよく取り上げられていて、住んでいるマンションなども紹介されていますよね。
みんな安くてもいいところに住んでいます。特にマレーシアは家賃がかなり安くていいところに住めるので、おすすめですね。
私が住んでいるところは、1DKタイプ、7階建ての最上階、新築、家具家電付き(全て新品)、24時間セキュリティー付き、高速インターネット、水道代込み、大型クローゼット付き、エアコン付き、市内中心部、大家さんが電球を取り替えてくれる(笑)
これで家賃は本来約3万円なんですが、私の場合長期で借りていること、ちょっと特別な割引がありまして実質1万5000円くらいで住んでいます。
大家さんが1階に住んでいるので何かあればすぐに対応してくれて、とっても助かっています。
東南アジアだと、基本的に家具家電が付いているところが多いようなので、スーツケース1台でいきなり住むことも可能ですね。
おしゃれが安く楽しめる
日本だろうが海外だろうが、やっぱり女性はおしゃれを楽しみたいですよね。
私も洋服を買ったり、美容院に行ったり、エステやネイルをしたりと女性ならではのおしゃれは楽しみたいです。
でも東南アジアだとおしゃれってあまり楽しめないのではー?と思われがちですが、そんなことはありません!
タイのバンコクは可愛いショップが沢山ありますし、ベトナムも可愛い雑貨が豊富です。マレーシアもCAさん行きつけの安くて可愛い靴屋があったり、洋服も可愛いものが沢山あります。
私が好きなのはアウトレットショップ!
東南アジアは、海外や日本ブランドの縫製工場が沢山あります。そのため海外・日本ブランドの洋服のB級品が安く売られているアウトレットショップがあるんです。
B級品といえども、一見どこがB級かなのかわからないものばかり。
先日は、ユニクロのAラインワンピース($10)とUVカットカーディガン($10)をゲット。これ、日本で買うよりも3分の1の値段で買うことができます。
ワンピースはラインがキレイだったので、色違いで2着まとめ買い。生地もしっかりしていて着心地も最高。



他にも、GCGB(フランスのブランド?)ストライプシャツ($10)、フォーエバー21花柄プリントTシャツ($7)、OPUS(どこのブランドか不明)Vネックノースリーブ($7)



6点まとめ買いしたのですが、全部で50$くらいなので大満足。
しかも東南アジアだと、暑いので冬服が必要なくクローゼットもかさばりません。
ネイルやマッサージ、エステも日本の3分の1の値段でできますし、日本人の美容師さんもいるのでヘアカットは日系の美容室に行っています。
今行っているところは日本人美容師さんのカットで$9でトリートメントも$9です。カット&トリートメントで$20でお釣りが返ってきます。もちろんいい感じに仕上げてくれるので大満足です。
日本だと、カット&トリートメントすると普通に1万近くするところもありますもんね。
近隣国に気軽に旅行に行ける
東南アジアってどこの国も近いので、大体飛行機で2~3時間以内で行けます。エアアジアといったLCCを利用すればかなり安くて日本円で数千円で行くことは可能です。
気軽に行けるので、週末にふらーっと近隣国に遊びに行く人も多いですし、私は日本にいる友だちと毎年旅行に行っているのですが、現地で合流して、現地で解散しています。
日本から行くと片道だけでも数万円かかりますが、東南アジアが拠点だと片道1万以内でも行けちゃいます。
この前は、ビジネスの視察もあってバリ島ウブドに立ち寄ってみました。バリはかわいい石鹸が沢山あるので、石鹸マニアの私としては大好きな場所です。
可愛くて大好きなKOUの石鹸を購入。


行きたかった石鹸工房やオイル工場の視察もさせてもらいつつも、バリの民間薬ジャムゥ作りもちゃっかり体験。

東南アジアだとどこも物価が結構安いので、旅行費もそんなにかかりません。ウブド行った時も2000円くらいの宿?ゲストハウス?に泊まりましたが、立地も良く、室内もとてもキレイでした。
気軽に行けて、費用も安く抑えられるので、色んな国に行きたい人はかなり楽しめると思います。私もブラブラと色んな国を渡り歩いたりしています。
映画がとにかく安い
これ個人的すぎてすみません。
趣味が映画鑑賞なのですが、これ東南アジアが安いというより日本が高すぎるだけなんだと思います。日本だと映画館で1本見ようとすると通常1800円しますよね。安い日でも1000円。
東南アジアだと、だいたいどこも300円~600円くらいで見れます。
この前初めて4DXで見てみましたが、それでも700円くらいでした。3Dで見ても500円くらいで、普通に2Dだと300円くらいでも見れます。
しかも、東南アジアだとハリウッド大作など日本よりも上映が早いんです。パイレーツオブカリビアンの最新作を見ましたが、全米公開よりもフライングしていました(笑)
時々日本の映画も上映されており、先日は「メアリと魔女の花」を見てきましたよ。
私の場合、映画のメディアを持っているので、日本で公開されるより早く見て、いち早く記事にすることもできるのでこれは嬉しい。安いので何度も見に行くことができますしね。
歯の治療も種類によっては日本より安い
海外で歯の治療を受けると高額っていうイメージがありますよね。実際に保険が効く治療は日本でやった方が安いです。
しかし、保険適用外の治療を受ける場合は意外と日本よりも海外の方が安くでできる場合もあります。例えば、インプラントやセラミックの詰め物に変える、ホワイトニングなどなど…日本と比べると結構安いものもあるんです。
実は、私もインビザラインというマウスピース型の歯科矯正中なのですがこれも海外で始めました。
インビザラインによる歯科矯正は、歯並びにもよりますが70~100万くらいはします。今の日本だとやはりトータルでは100万くらいするのが一般的ではないでしょうか。(部分的な矯正は例外です)
私も以前日本で歯科矯正を受けようと見積もりを出してもらったら150~200万くらいかかると言われました。
当時は決心がつかずできなかったのですが、海外で通っている歯医者さんでインビザラインによる歯科矯正ができると知り、なんと日本円にして約30万でできるとのこと!私が通っている歯医者さんの例でありますが、他のところも安く提供しているみたいです。
先生も日本人で設備も日本式なので安心して任せられそうだったので思い切って始めてみることにしました。今まさに歯科矯正中ですが、順調に歯並びがキレイになりつつあります。
と、歯科矯正は少し特殊な例かもしれませんが、東南アジアだと観光プラス歯もキレイにしちゃおうという『デンタルツーリズム』というものがあります。
インプラントや、歯の詰め物を銀歯からセラミックなどに変えたい場合、日本だと1本10万近くするものが、東南アジアだと半額ぐらいで治療ができるそうです。
えっ?それって大丈夫なの?と思われがちですが、基本的には日本で使用しているものと同じ材料で、日本人歯科技工士さんが歯を作ってくれて、治療も日本人の先生が担当してくれます。(病院によって違いはあるかもしれません)
じゃあなぜこんな安くでできるの?と疑問に思いますが、まずスタッフの人件費が圧倒的に東南アジアだと安いからなんですね。歯医者さんって原材料は安いらしいですが、先生やスタッフの人件費が上乗せされて高くなるそうです。
私がやっているインビザラインも実際に原価は30万くらいなんだとか。あとは担当する病院の先生の技術代だったりその他諸経費のようです。
しかし東南アジアだと、スタッフにかかる費用や家賃といった経費も安くで押さえられるので、結果的に安い金額で治療が受けられるそうです。
銀行預金の金利が高い
東南アジア諸国では銀行預金の金利が高いところが多いです。
6~7%超えもざらです。
しかし、もちろん元本保証がなかったりとリスクもありますので、預金の際にはよく考え現地に住んでいる人から国の状況など下調べは必須です。
私も実際に1年で金利7%の銀行に預けています。
例えば100万預けたとしたら、単純計算して7万円の金利がつきます。税金などが引かれますので、手元に残る金額はもう少し減りますが、それでも日本だと考えられない額ですよね。
7万円もあれば、旅行にだって行けるし1ヶ月分の生活費が浮きます。預金しているだけなので、最初の手続きだけ済ませれば放置状態でOK。解約だってすぐにできますし、ある意味ローリスクハイリターンな投資だなと思います。
現地に住んでいなくとも口座開設できる銀行もあり、実際に日本在住の投資家の方で金利目当てに銀行口座だけ開設しに来る人もいます。日本だと考えられない金利のよさですよね。
100万稼いでも5万円で快適に楽しめれば満足
東南アジアで暮らす魅力、少しは伝わりましたでしょうか。
私の場合、ネットビジネスでそれなりに稼いでいますが、アジアで約5万円で快適な生活ができるのであれば敢えて高い生活コストをかけて日本に住む必要はないかなーと思うようになりました。むしろ、稼いだお金を増やしていくための投資資金にし、お金を生み出す仕組みを増やすことに注力しています。
しかし、もちろん良いことばかりではありません。
マナーが悪かったり、道路事情が悪かったり、ボラれたり、盗難被害にあったり…と日本ではあまりないようなこともあります。しかし、それは自分で対策をして気をつけていれば大丈夫ですし、日本だっていつ交通事故や事件に巻き込まれるかなんてわかりませんしね。
それに一度移住したからといって一生そこにいなければいけないわけでもありません。日本人である以上、帰りたくなったらいつでも日本に帰れるのですから、興味がある人は東南アジアライフ一度は体験してみてはいかがでしょうか。
なかなか快適で楽しいですよ。
Photo by Brooke Lark on Unsplash
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