現地採用でも海外旅行保険は加入できる!年金はどうすればいい?

海外で現地採用として働くことになった方で、意外と悩むのが保険や年金について。

私は以前、海外就職を斡旋する人材紹介企業にて人材コンサルタントとして働いていましたが、現地採用として働く場合の保険と年金については特に多く問い合わせを頂いていました。

今回は、現地採用として働く場合の保険や年金について、私の経験を交えながらご紹介したいと思います。

現地採用だと海外旅行保険は加入できない?

現地採用というのは、現地の労働法に沿って採用されるため、日本の社会保険は適用されません。(日本採用で海外勤務は別です)

日本に住民票を残す場合は、国民健康保険が適用されますが、海外だと国民健康保険は基本的に使用できません。(一部日系の病院で国民健康保険の還付制度対象の病院もありますが、少ないと思います。)

それに、海外で働くとなると一年の殆どは海外にいることとなりますし、一年以上海外にいる場合は海外転出届が必要です。また、住民票を残すとなると住民税の支払いも必要となります。

そのため一年以上、海外で現地採用として働く予定だという方は住民票を抜き、海外旅行保険に入るのが自然な流れなのではないかと思います。

しかし…!

現地採用では海外旅行保険は加入できないと言われています。

私も一時現地採用で働いていたことがありますが、加入しようとしたところ『できない』と言われました。また、私だけでなく、他にも加入できないと言われたという方に何人も会いました。

そもそもなぜ現地採用だと海外旅行保険にできないのか…?

海外旅行保険というのは基本的に帰国する意志がある人(旅行者)が対象であり、現地採用となるとその国でずっと働く=日本に帰国しないと解釈されるため加入できない理由として挙げられています。

しかし、いくら現地採用といえどもずっとその国で働くと決めて行く方は少ないと思います。気に入ればずっといるかもしれませんが、家族の問題などで帰国するかもしれません。

また現地採用という働き方が、以前はそう多くなかったため保険会社も適応できていない部分があったのではないかと思います。

しかし、最近はアジアに海外進出する企業も増え、現地採用としての就職口も増えてきましたので、以前に比べれば加入しやすくなってきたのではないかと考えられます。

とはいっても現地採用の方が、加入できる海外旅行保険は限られています。

私が色々と探して加入できたのは、「損保ジャパン日本興亜」の海外旅行保険1年期間で約10万円くらいでした。

しかし、これまで10万円程度で加入できた「損保ジャパン」の海外旅行保険が急激に値上がりしたため、今は「東京海上日動」の海外旅行保険1年タイプに加入しています。

とはいってもやはりどれも高額で1番安いプランに加入していますがそれでも15万円は払っています。

1番安いプランですが、病気だけでなく携帯品損害保証もあるプランのため、先日パスポートやビザ&パソコンの盗難被害などにあったのですが(泣)全て保険でサポートしてくれました(上限10万円まで)

また現地で病院にかかる際にも、保険証券を見せれば病院側が全て処理してくれキャッシュレスでOKなので非常に助かっています。

クレジットカードにも海外旅行保険のサービスはついているものもありますが、手続きを自分でやらなければいけなかったりと何かと面倒です。具合が悪い中、海外から手続きをするなんてかなり負担です。

また、海外旅行保険に加入していないという方もいますが、私の意見としては加入しておくことをおすすめします。海外で医療を受けた場合は非常に高額です。

別記事でも書きましたが、私の知り合いは原因不明の高熱にうなされドクターヘリで近隣国に緊急搬送され700万円の請求があったと聞きました。

私も、突然の高熱にうなされたり、体にブツブツができたり、目の感染症にかかったりと、普段は気をつけていても、自分では予防できない病気にかかってしまうこともありました。

治療しなければ悪化して大変なことになる病気もあります。

風邪程度であれば、薬飲んで寝ていれば治りますが、特に途上国では日本ではかからないような病気や感染症になるリスクがあります。

その場合、保険がなく病院に行くと全額負担となりもの凄い金額を請求され、結果保険料を払う方が安いということもありますので、万が一のためにも保険には加入しておくことをおすすめします。

私も風邪レベルで病院に行った時は1回の受診で300$(約3万ちょっと)しましたし、高熱が出て点滴し半日入院した時も1000$(約11万ちょっと)かかりましたので、やはり保険は入っておいた方がいいですね。

※もし保険入れなくて困っているという方いればご連絡下さい。私がいつもお世話になっている保険会社の担当者の方に一度確認してみますので。(手数料など取りませんし、回し者ではありませんのでご安心ください。)

現地採用の場合年金はもらえるの?

先程も触れましたが、もし住民票を残したままの場合は年金を支払わなければいけませんが、住民票を抜いた場合は、支払い義務はなくなります。

支払わなくてもよくなるということです。

しかし、ここで勘違いしてほしくないのが、『免除』になったわけではないので、当然ながら払っていない年月の分だけ将来もらえる額は少なくなります。払っていないのですから当然ですよね。

また、将来のためや今の高齢者を支えるために年金だけは支払いたいという方もいるかと思います。そういった方は、住民票がなくても支払うことは可能です。

・家族に代理で支払ってもらう

・前納制度を利用し出国前に支払う

・口座から毎月引き落としで支払う

このいずれかの方法で支払うことができます。どうせ支払うなら前納制度を利用すると少しばかり安くなるのでお得です。

今までは、将来年金を受け取るには納付期間が25年以上ある人でなければ受け取れませんでした。しかし2017年8月1日から制度が代わり25年納付期間→10年と大幅に短縮されました。

まぁ今の若い世代の方が、年金をもらう年代になった時にそもそももらえるのか?は疑問なところではありますので、あまりあてにできない気もしますが、それぞれの考えがあるかと思いますので、あなた自身の考えで決めるようにして下さい。

Photo by Dustin Lee on Unsplash

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