海外に住むことになった!もしくはこれから移住する予定だという方。意外とどうすればいいのか迷うのが、住民票、保険、年金など。
日本に住んでいると、あまり考えることなく当たり前のものなので、いざとなったらどうすればいいのかわからないという方もいるかと思います。
私もいざ行く時になって、あれ?どうすればいいんだろうって悩みました。
そこで今回は、私の経験から海外に住む場合の住民票、保険、年金ついてお話ししたいと思います。
私のケースですので、全ての人に当てはまるわけではありません。あくまでも参考程度で見ていただければと思います。
住民票について
私の場合、現在は海外生活が1年365日のうち360日くらいなので、住民票は抜いています。住民票を置いている役所に海外転出届けを出せば、難しい手続きは特にありません。
しかし、住民票を抜いた時に気をつけなればいけないのが、国民健康保険などの保険が適用されなくなったり、住民票を必要とする行政サービスなどを受ける場合が不便になります。
健康保険が適用されないとなれば、もし日本で病院にかかった場合の費用は全額負担で物凄い金額になります。
帰国の度に住民票を入れれば、国民健康保険に加入する義務が生じますので、医療負担が受けられますが、短期間での住民票を入れたり抜いたりするのは禁止されています。
そのため、帰国の度に病院に通うといった方やその他行政サービスを受ける時に困るという方もいるかと思いますので、ご自身のライフスタイルによって考えるようにしましょう。
健康保険について
先ほども少し触れましたが、住民票を抜くと保険が適用されませんので、病院に行くと全額負担となります。
海外の病院では日本の国民健康保険などは使えませんので、現地で定められている国の保険に加入するか、民間の保険に加入することになります。
海外でも一部国民健康保険の還付制度を受け付けている病院もあり、海外で受けた医療費を日本で申請すればいくらか戻ってくるものもあります。しかし、全ての病院に適用されているわけではありませんので、現地でも適用される何かしらの保険に入ることをおすすめします。
私の場合は、海外旅行保険の長期タイプに加入しており、現地での病院に掛かった際にはキャッシュレスで受診できるようにしています。
海外旅行保険も高いので加入するか悩む方も多く、実際に保険に何も入っていないという人も結構います。しかし、海外で医療を受けた際、保険がないとかなり高額です。
事故に巻き込まれたり、原因不明の病気、さらにはケガ、盗難被害など何が起こるかわかりません。
私の知り合いは、突然原因不明の高熱により、近隣国にヘリコプターで搬送されることとなり、結果700万円近く医療費の請求されたと聞きました。
保険に加入していたため、全て保険でまかなわれましたが、もし保険に入っていなかったらどうなっていただろうとぞっとしたそうです。その話しを聞いた私もぞっとしました。
また保険によってはパスポートやパソコンなど盗難にあった場合の保証もついていることもありますので、滞在先で盗まれたり、事故によって壊れたりした場合も保険でカバーしてもらえたりします。
最近は、海外旅行保険も高くなっているので、結構大きな出費ですが、道を歩いていて交通事故に巻き込まれる可能性だってありますし、何があるかわかりませんので、保険には加入しておくことをおすすめします。
年金について
最後に年金について。住民票を抜いた場合、年金の支払いについては任意となりますので、払っても払わなくてもよいということになります。
ただ免除ではないので、払っていない分将来もらえる額は減ります。私の場合は、年金は納めていますが、これはそれぞれの考えがあるかと思いますので、それぞれ考えて決めるようにしましょう
前納制度を利用すれば安くなりますので、どうせ同じものであれば早めに払って安く済ませておいたほうがいいですね。
おわりに
今回は、気になる住民票、保険、年金について解説しました。あくまでも私の現在のケースなので、参考程度にしてもらえればなと思います。
一度決めたら、もう変えられないというものでもありませんし、ライフスタイルやあなたの考えで決めるようにしてくださいね。
Photo by Freddy Castro on Unsplash
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